アディダス アブホイール ADAC-11404 レビュー【アブローラー】

腹筋を効果的に鍛える器具、アディダス アブホイール ADAC-11404 について製品写真やグリップ部分のスポンジをバーに入れるコツ、使ってみた感想などをお送りします。

スポンジが入らないときの対処法

製品を組み立てるときのことです。この商品を買った多くの人がバーにスポンジが入らなくて困るようです。私も力ずくで苦労して押し込んでみましたが、途中で「無理だ〜」と思いました。それで家にあった椿油をごく少量バーに塗ってみたところ、滑りが良くなりすんなり入っていきました。

通販サイトのレビューを見ていると

・バーに水をつける
・サラダ油
・オリーブオイル
・機械油
・シリコンスプレー
・自転車用パーツクリーナー

など、みなさんそれぞれの方法でなんとか組み立てを完成させているようです。何らかのかたちで滑りを良くするといいのですね。
※油はごく少量で充分です。



adidas アブホイールの使い方

膝コロン、膝コロ、立ちコロ

膝コロンは膝をついて、アブホイールを握り、前方に向かって体を伸ばしていって、そのままうつ伏せになって倒れてしまうもので、最も簡単なトレーニングです。

膝コロは、膝をついた状態で、体を伸ばしたり縮めたりしながら、アブホイールを転がします。

立ちコロは膝をつかず立って軽く膝を曲げ前屈した状態から、体を伸ばしてアブホイールを転がし、充分伸びたところで元の軽く膝を曲げ前屈した状態に戻ります。これを繰り返します。

何回やればいいのか

レップ数とセット数ですが、ターゲットとなる腹筋も他の筋肉と同じように考えてOKです。
初心者は膝コロンや膝コロで少ないレップ数&セット数から始めて、その後、10回 x 3セットを目指していきます。それができたら立ちコロで少ないレップ数&セット数から徐々に増やし、10回 x 3セットを目指します。

週に何回やるかですが、他の筋肉と同様に考えるので、週2〜3回くらいがいいでしょう。毎日はおすすめできません。筋肉は回復する時間も必要です。

腰を痛めないために

腰を痛めてしまうといけません。アブホイールを引いて戻ってくるときは背中を丸めて戻ってくるようにしましょう。



実際使ってみて

腹筋は苦手種目です。最初、膝をついた状態で始めましたが、7往復 x 3セットもやると翌日と翌々日筋肉痛がひどかったです。伸びをしたとき、寝転がったとき、ちょっと体を動かしたとき、腹筋が悲鳴をあげました。

まだ始めたばかりだから膝コロで、しかも体が全部伸び切るところまでいきません。ただ続けているうちにアブホイールが動く範囲は着実に広がってきています。

このアブホイール、自立しません。そのぶん腹筋に効いてきます。私も含め初心者はまず膝をついた状態から始めるといいのではないでしょうか。いつか立ちコロができるようになって、美しい腹筋ができあがるといいなと思います。


転がすときの音ですが、製品自体は音が出るような作りではなく、静かです。だけど、床材によっては静かにしているつもりでも階下に少し響いているかもしれません。柔らかいマットを敷くといいと思います。



仕様

材質熱可塑性ゴム、鉄、ポリプロピレン
重量490g
寸法29.3 x 18 x 18 cm
ホイール直径18cm
ホイール幅5cm
原産国台湾

ホイールの材質ですが、プラスチックでできていて、その外側部分はゴムになっています。ゴムは弾力性がありますが、動作は繰り返し行うものなので、床が傷つくか心配な方はマットなどを敷いたほうがいいかもしれません。



イマイチなところ

先に書いたバーにグリップが入りにくい問題。これがイマイチなところですね。なんとか工夫してバーに入ったのでいいのですが。

それとグリップのスポンジは使っているうちにボロボロになってくるんだろうなと思っています。それくらい使い込んだら買い替えですね。



最後に

腹筋が悲鳴をあげるこのアブホイール。効果は抜群です。筋トレ器具として総合的にとても優れていると評価できます。

以上、アディダス アブホイール ADAC-11404 レビュー【アブローラー】でした。
参考になりましたら幸いです。


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